物とのつき合い方

「物とのつき合い方を変えることは人生を変えること」大げさに聞こえるかも知れませんが、「物には魂が宿る」とうことを私たちは、昔から自然に受け入れてきました。すべての物には波動はあります。波動が上がるか下がるかは、物とのつき合い方で決まってくるようです。
 

物は、持ち主の深層心理を表しているのと同時に、持ち主の波動の状態とも共鳴しています。長年飼っているペットは、飼い主に似てくるといわれますが、物も同じで、あなたの持ち物はあなたの波動をまとって、あなた好みに変化してきます。だから、何を持つか?ということ以上にどんなふうに使うかが重要になると思います。
①物を雑に扱うことをやめる⇒物を大切に扱えないということは、自身自身を大切に扱えないという心にもつながっています。自己肯定感の低さや自信のなさの表れでもあり、自分を粗末に扱うことで、いい運気の波がやってきても気づくことができません。物を大切にしていくと、自然と自分自身を慈しめるようななるのです。
②汚れたまま、壊れたままにしない⇒★汚れを落とす★磨く★補修するこの3つのメンテナンスを行うことで、日々劣化していく物のエネルギーをなるべく保ってあげましょう。ずっと買い替えもせず、メンテナンスもしないで放っておくと、どんどん物の状態、エネルギーは劣化し、下降していくのみ。劣化していく一方の物に囲まれていると、そこに自分自身の人生も重なっていきます。どうしてもダメなときは手放して、新たに買い直すこと。使えなくなったときが、その物の寿命だと受け入れましょう。
③しまいっぱなしは物にとっての不幸⇒家の中に使っていない物があふれると、いずれ、自分自身を責める心に変化していきます。「愛の反対は無関心である」と言われています。無関心とは、いっさいの興味を抱かないこと。そこに、なんのエネルギーもかよわせないという意味です。家の中にあったことさえ忘れてしまうような物が増えると、自分に対する感心もどんどん薄れていきます。自分に興味を持たない人は無気力になり、仕事も恋愛も趣味も、夢中になれる時期を人生から失うことになります。
 
「もったない」という言葉がありますが、一番もったないのは「物を捨てる」ことではなく、「物にまったく興味を持たないで使わない」ことです。物を生かす人は、人も、タイミングも、スペースも生かせるので、とてもバランスのいい状態になっていきます。
 
      <はづき虹映氏の本参照>
 
 
 
 
 
 
 


2020/11/11