数字と部屋の関係 ①

数字の「1」には1の、「2」には2の、それぞれ独自の意味があります。この数字の持つ特徴と、家の中の部屋や場所を結びつけることで、その場所ごとの最適の片づけ法が導き出されます。さらに数字を通して、その場所が片づかない本当の理由やそこに隠された才能などが腑に落ちることによって、今まで片づけられなかった場所が自然に片づけられるようになるのです

 
1⃣-玄関(すべてのよきことは玄関から)
  ★片付けられない理由ー玄関は中と外をつなぐ、唯一
   の正式な扉。玄関を片づけるということは、世の中や社会
   出ていくための準備を整えること。そこが片づけられず、
   汚れて散らかったままというのは、「社会とのかかわりが
   うまくいかない、社会に溶け込めない…」という深層心理
   が隠れています。
  ★隠された才能ー社会の中で自分らしさを発揮して人の役に
   立ちたい。実は、自己表現力、勤労意欲、社会の役に立ち
   たいという奉仕精神、向上心や行動力、実行力など隠れた
   才能がある。片づかない人は、自分が社会に受けいられる
   かどうかが不安だから。
  ★整える時のポイントー余計なものは置かず、靴はキチンと
   揃えておく。
 
2⃣ー廊下.階段(エネルギーのつなぎ役。詰まりは禁物)
  ★片づけられない理由ー家の中でのコミュニケーション
   不足。「言いたいことが言えない」「本音を言わず、我慢
   する」「自分の気持ちを抑える」「うまく伝えられない」
   という口惜しい思いが、階段.廊下を片づけられないことに
   隠された理由です。
  ★隠されてた才能ー相手を思いやるコミュニケーション能力
   コミュニケーション能力がアップすることで、家の中の
   エネルギー循環が促され、家族の会話が増え、家族間の
   絆が強くなります。
  ★整えるポイントーものは置かない。常に明るい状態を
   保つ。 ここはホコリが溜まりやすい場所でもあるので、
   掃除は不可欠。
 
3⃣ー子ども部屋とホビールーム(本当に必要なのは大人部屋?)
       ★片づけられない理由ー親の子どもに対する過剰な期待の
   現れ。信頼の欠如。早い段階で、子どもに個室を与える
   というのは、大人扱いしているということ。もし本気で
   子どもを大人扱いするのなら、子ども部屋の中がどんな
   状態になっていたとしても、決して手を出さないという
   ぐらいの覚悟が親の方に必要になってきます。子どもに
   個室を与えて大人扱いをしておきながら、部屋の片づけ
   は母親が代わりにやって、さらに「ちゃんと片づけなさい
   」と文句を言う。そうした親の矛盾した行為が未成熟な
   「子どものような大人」を育ててしまうことになるので
   要注意です。
  ★隠された才能ー童心に返って創造的な才能を開花する
   早い段階で子ども部屋を与えてやろうとするのですが
   実はその深層心理には、親自身の癒されていない
   子ども心、いわゆる「インナーチャイルド」が
   隠れれています。幼い子どもに子ども部屋を与えるより
   親が自分のための「大人部屋」「ホビールーム」として
   活用した方が、親子ともハッピーになれるのかも
   しれません。
  ★整えるポイントー子どもと一緒に片づける。勝手に
   片づけない。親が片づけたいと思っても、勝手に手出し
   をするのではなく、あくまでも子どもが自分で片づける
   ことをサポートするという姿勢を崩さないことが大切な
   ポイントです。 
 
         <はづき虹映氏の本参照>
    
    
 


2020/12/08